20052226
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北海道・空知地方はかつて石炭の産地として賑わった。ここ浅野炭鉱(沼田町)は昭和5年に開業、鉄道も施設され山中に人口数千人の町を作り上げたものの、昭和43年に閉山となった。閉山の3年後よりホロピリダムの工事が着工し、平成3年に完成すると、かつての町の跡はダム湖の下に沈んだ。しかし、湖のほとりに炭鉱の選炭施設のコンクリート構造物が今も残り、かつての栄華を伝え残している。夏は深い緑に覆われ、その姿を見ることは困難だ。また付近は熊の生息地にもなっている。